『家づくりの賢い頭金の使い方や 現代の住宅ローンの特徴について 解説致します』

みなさん、こんにちは。
岡春工務店の岡です。たいへんしばらくぶりでした。
みなさんお元気でしたか?

私は 小学6年の娘が ミニバスケットボール(スポ少)をやっていることに影響を受けて最近 家族で プロのバスケットの試合を観戦に行く機会が増えてきました(笑)

さて、先月4月には四国にある『香川にファイブアローズ』というチームの試合観戦に行ってきました。
このファイブアローズは 現在プロバスケットリーグ(Bリーグ)のB3に所属するチームなのですが、昨年債務超過に陥り、一時窮地に立っていたそうです。 そんな状況下

私が親しくさせていただいている知人が代表取締役に就任してから、一機にこの苦境を跳ね返し、チームやチームスタッフや地域スポンサーなど さまざまなサポーターファン(ブースター)の支えにより、この窮地を乗り越えてきました。そして今シーズンはB3では最終順位2位まで成績を伸ばしました。今回の観戦試合のB3リーグ最終戦ではB2昇格のための プレーオフで戦えるほどにまで チームが強くなりました。

4月6日に行われたこの試合は、プレーオフ進出にむけて ファイブアローズが埼玉ブロンコスに辛くも84対79の接戦で制し、最終戦を勝利でおさめてくれました。

今回は日帰りの弾丸観戦でしたが 来シーズンも引き続き 香川ファイブアローズを家族で応援していきたいと思います。

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シーズン最終戦ということもあり 試合の後は 香川ファイブアローズの代表の
生岡さんが 今シーズンを振り返り、感謝の気持ちを伝える挨拶をされました。

さて 話題はかわり、新築やリフォームを将来お考えの方に ヒントになる話題です。

マイホーム建築をされる多くの方が利用する『住宅ローン』って 

いろいろなローンが世の中にある中で、今や住宅ローンが最も低い金利なんです。ご存じでしたか?そんな住宅ローンとはこの日本国ではどのような政策で貸し出されているのでしょうか?

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そもそも住宅ローンとは
政策的に 『個人の住居取得を支援し、促進していこう』と いうもので
国や金融機関が 政策的に格安な金利で貸し出している金融商品ということになります。


私の知る限り 今現在 某地銀の住宅ローン金利(変動)は いままで長い日本の歴史の中で 最も低い水準の金利となっているとおもいます。


現在は この低金利をうまく利用しながら 新築住宅などでは 『長期優良住宅』認定で建てることで さらに※優遇税制を受けるとこができ、 中には 住宅ローンの利息分が この住宅取得の優遇税制により 還元される減税効果で ほぼプラスマイナスゼロになる状況も生まれることもあり、 岡春でお家づくりされるお施主さまの中に この優遇税制をうまく利用する方が増えてきています。

 ※のところ
➩政府が無理のない負担で居住ニーズに応じた住宅(長期優良住宅)を確保することを促進するため、住宅ローンを借り入れて住宅の新築・取得又は増改築等をした場合、年末のローン残高の0.7%を所得税や住民税から最大13年間控除が受けられる制度(国土交通省のホームページより抜粋しました)


例えば仮に
4,000万円の住宅ローンを金利0.35%で35年返済で借りた場合の
利息も含めた総返済額はひとまず➩42,505,834円(元金4000万+利息2,505,834円) となりますが
   
これが 上記の優遇税制(ローン残高×0.7%を減税)を受けることにより その後13年間で最大約297万ほどの住宅ローン減税が受けられるということになります。

  つまり 住宅ローンの利息2,505,834円 く ローン減税分(約)297万円 と 

減税(還付金)が 住宅ローンの利息を上回り 借りた住宅ローンは 元金のみを返済するということになります。不思議なお話ですが実質住宅ローンは利息はタダで 借りた金額(元金)のみを返済していくということです。


では 住宅取得の『頭金』については? どのように考えたらいいかですが
住宅ローン減税の還付金(=減税分)を しっかりおさえながら その減税分を貯蓄にまわし、 当初マイホームの取得の資金に充てようと考えていた『頭金』については

一部貯蓄をしながら 一部を積み立てニーサ(少額投資非課税制度)の インデックス投資などでうまく活用することで(お金を増やしながら) 

将来の対策(子どもの教育資金、老後資金、住宅メンテナンス・リフォーム資金その他など)に備えていくことが 『賢明なお金の計画の仕方』ということが言えます。

例えば 当初300万円の住宅取得の頭金を考えていた場合、その頭金を住宅資金には使わずに、その分多めに住宅ローンを組んで、その頭金の300万円は積み立てニーサ(少額投資非課税制度)の インデックス投資に 運用すると 

 インデックス投資(投資信託) 年利5%で 複利で 計算した場合
10年間運用するとおおよそ 300万が480万ほどに          300万➩480万(非課税)
15年間運用するとおおよそ 300万が623万ほどに          300万➩623万(非課税)
20年間運用するとおおよそ 300万が795万ほどにまで       300万➩795万(非課税)
増える見込みとなります

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この考え方は 将来リフォームをご検討されている40代50代の方の リフォーム資金の
ご計画にも しっかり当てはまります。

※ただし、あくまでも 投資や運用は自己判断で 無理のない範囲内で お願いします。

※岡春工務店ではさらに詳しい家庭の金融セミナーなどは今後専門の講師をお招きして 
定期的に開催していく予定です。

物価などが高騰している昨今ですが 考え方、行動の仕方を少し変えながら
世の中の税制をうまく活用すると、まったく生活の景色が
違ってくるかもしれない、ある意味『夢のある時代に突入』ともいえそうです。

将来のライフプランも含めた 個別相談もやっておりますので よかったら
いつでも 気軽に ご相談くださいね。             
  株式会社 岡春工務店
                                           岡 毅

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